デイサット工法 デイサット工法 デイサット工法は、工事等に伴い副次的に発生する高含水の汚泥を、瞬時に水が滴らない状態に改良して搬出できます。また、改良した土砂は多目的な有効利用(自ら利用)が期待できます。 《特徴》 ●従来、固化材等では固化しにくかった湖沼の有機系粘性土や海水河川微粉泥土、または高有機質土にデイサットと固化材と併用することにより粒状化処理することができます。●デイサットは、α(弱)β(中)Ω(強)Q(泥水)の4種類があり、含水比によりお選びください。●無機系泥土改良材デイサットは、重金属類を含んでおりません。●デイサットは、含水比20%以上で使用してください。 《用途》 ●建設掘削汚泥の搬出、及び現場内再利用土●河川、湖沼、海などの浚渫土の改良処理●堆積有機汚泥の処理●土壌の透水性確保、及び泥濘防止処理●屎尿廃泥の安定化処理●柱状改良、連続壁工事の掘削土の処理 《標準使用量》 重量比に対して0.1%~ 《包装・荷姿》 ・20kg・・・袋・フレキシブルコンテナ デイサット工法の概要 国土交通省リンク NETIS(新技術情報提供システム) 登録No. QS-150003-A ①高含水汚泥を鋼製槽へ移送する ②高含水汚泥にデイサットを投入する(添加量:3kg/m3~) ③バックホーで均一に混合する(10~15分間) ④混合後、水を吸収し団粒化される ⑤ダンプによる搬出が可能 デイサット工法の施工方法事例(汚泥ピット) 高含水汚泥 固化材投入 デイサット投入 撹拌15分(目安) 改良土かき揚げ 土間置きで当日養生 改良土置き場へ搬出 盛土で養生 28日後の改良土 使用量の目安 デイサットは、珪藻土を主原料とした土の改良材(粉末)です。添加量の目安は、土1㎥に対して3~5kgです。土の含水量により、数種類のデイサットの中から選択します。改良材の用途によって固化材を選択しますが、固化材の代わりに珪藻土を使用すると中性改良土となり、植栽・育苗可能な有効土となります。 連続式泥土改良設備 土砂再利用 改良実証試験 Previous Next デイサット工法試験データ デイサット比較試験 メディア情報