NETIS(新技術情報提供システム) 登録No. QS-150003-A 技術名称 デイサット工法
●全ての工法・安定処理材に適用可能。
●低含水土から、高含水土約120%まで対応可能。
流動性の高い汚泥・泥土などは、運搬時の濁水流出やこぼれによる周辺汚染が心配されます。泥土改良材デイサットは汚泥・泥土に少量添加し混合攪拌することにより、瞬結で流動性のない土質にします。またセメント等固化材との併用で、再固化しない良質の改良土ができます。粒状化された土砂は再汚泥化することがなく、一般土と同じように平ダンプトラックにて排出することができます。
●特徴 |
→従来セメントだけでは固化しにくかった湖沼の粘性土や、海水河川微粉泥土、または高有機質土に、セメントとデイサットを併用することにより粒状化処理することができます。 |
→従来のセメントだけでは処理できなかった高含水汚泥に、デイサットを少量添加することで簡素に安定化処理することができます。 |
→無機系泥土改良材デイサットは、重金属類は含んでいません。また、土壌バクテリア等による分解の心配がありません。 |
→改良中は汚泥の張付き防止、改良後は再汚泥防止など二次公害がなく植栽土や盛土として再利用可能。 |
→デイサットは、デイサットα・デイサットβ・デイサットΩの三種があり、対象の泥土の性状にあった一種を選択し使用します。 |
●用途 |
→建設掘削残土、汚泥の処理、及び現場内再利用土 |
→河川、湖沼、海などの浚渫土の改良処理、及び再利用 |
→堆積有機汚泥の処理 |
→土壌の透水性確保、及び泥濘防止処理 |
→屎尿廃泥の安定化処理 |
→柱状改良、連続壁工事の掘削土の処理、及び再利用 |
●実施例 | ||
建設汚泥(含水比120%以上) | 泥土ピットにて改良
(デイサットΩ 3Kg+セメント40Kg/㎥) |
改良土 |
関連動画
デイサット実施例動画 |
●標準使用量 |
重量比に対して0.3%~ |
●包装・荷姿 |
→20kg・・・袋 |
→フレキシブルコンテナ |
●取扱い・保管上の注意 |
→デイサットは事前に試験を行っていただき適正な添加量で使用してください。 |
→フレコン袋を取り扱う場合は、クレーン等でしっかり吊り上げ、片掛けなどは決して行わないようにしてください。 |
→デイサットは水に濡れると使用できなくなりますので保管中は水に触れさせないようにしてください。 |
→防塵メガネ、防塵マスク、ゴム手袋を着用のうえ作業をしてください。 |
→目に入らないようにご注意ください。万一、目に入った場合は水で良く洗浄し、専門医の診察を受けてください。 |
→子供に触れさせないようにご注意ください。 |
→製品についての詳細は、製品安全データシート(MSDS)を取り寄せてお読みください。 |
パンフレットダウンロード
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